「み・つ!」 ...「花の名前?」 「ううん。はなのおしりを、こうやって!すうと、ちょっとあまいの!」 家との家との間にある空き地。 あちらこちらに咲いた紫色の雑草を前に、 小さい手の女の子は言った。 昼前の二月。ちょうど太陽が頭の上を登ろうとして…
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