僕が鼻毛カッターを買った理由。
今回は妻に相談もぜす、HANAGE(視覚的な嫌悪感を考慮し、英語標記にしてみました)カッターを買った経緯について書いてみました。
<ご案内>
衛生・清潔の問題により関連イメージの使用は極力減らしました。文章のみになりますが、ご了承下さい。
<ご注意>
1 ランチ中に偶然スマホを開いた方、
2 人生カテゴリーだと勘違いして
クリックしてしまった方、
下へのスライドはおやめ下さい。
・・・話の発端は、約6年前に遡ります。
今とは違う国・違う職場で深夜までバリバリ働いてた時期がありました。
また、終電ぎりぎりまで書類と戦っていた私を労う優しい上司がいました。
彼は管理職ですが、通常業務もこなし、なおかつ平和な家庭を維持(基本離婚寸前の上司が多い)しながら、常に冷静で穏やかな雰囲気を感じさせる・・・不思議な人でした。
社内実質NO.5?のチーム長が一番信頼を置く大手化学エンジニア出身のエリート。一度も嫌味を言われたことのない完璧な人格。彼は、20代後半入社した私を最後まで支えてくれたかけがえのない恩人でもあります。
・・・こんな上司もいるのか。
この会社も捨てたもんじゃない!
ストレス癌と闘い(?)ながらも心の支えになってくれた彼のおかげで、僕は5年以上仕事を続けることができました。未だに感謝という気持ちで一杯です。
そんな完璧な彼(以下:Y次長)には、
唯一気になるところがありました。
それは、「鼻毛」・・・
きつくて倒れそうになるとき、
理不尽な理由で他の上司に散々言われてメルトダウン寸前のとき、
Y次長はいつも屋上でくだらない僕の愚痴を聞いては優しくこう言うのです。
「〇〇君のせいじゃない。明らかにシステムと誤解の問題だ。自分が確認してみる。」という優しいフォローの上に・・・方向性を失って散乱する鼻毛・・・
1、2、3、4・・・
本来なら、有難い気持ちで一杯なはずなのに・・・
そこには、
・・・80%の感情しか感じれない自分が…
・・・感謝と違和感を同時に感じる複雑な自分がいました。
皮肉にも本来なら優しい上司のフォローとして覚えるはずの人生の一コマが・・・
今は自分や他人の鼻毛を見るたびにあのときの屋上を思い出してしまうのです。
もし自分の鼻毛が出ていることに気付かず女性と話をしていたら?・・・
もし後輩にアドバイスしているとき、自分の口と鼻毛が一緒に動いてたら?
・・・もしかしたら、自分の鼻毛が誰かにとって人生のトラウマになるかもしれない。
・・・さらに、それよりも悲しいことは、
理由も分からないまま、二度と話かけられないまま人生が終わってしまうかもしれないということ。
・・・飛躍しすぎ! ←やっぱり、どうみてもトラウマですね。
トラウマから約6年。。。
・・・事件は突然訪れました。
いつものようにスタバで妻とアメリカノを飲んでいたら、
「あれ、鼻毛出てるよ。」
「・・・ ・・・あ、(小パニック)・・・
気にしてたつもりなんだけどね。(急いで視野を手でカット)」
←戸惑いがばれないよう冷静な姿勢を装うが、そのリアクションが逆に不自然であることに自ら気づいてしまう戸惑い。
女子はまつ毛。
男子ははな毛。というと大げさでしょうか。
(性差別な意図は全くございません)
6年前のトラウマ+今回の戸惑いがトリガーとなり、
今回ついにハナゲカッターを購入する運びとなりました。
・・・何かが終わった感じがしませんが;;
因みに、購入したカッターはパナソニック製で、AMAZON(買い物は基本AMAZON一択)で681円。
*パナソニックホームページより
エチケットカッター ER-GN10 | フェイスケア | メンズグルーミング | Panasonic
いつものように
妻に事前確認することも考えましたが、
「えっ?鼻毛カッター買うの?」
・・・どうしても頭の中でこのセリフに対して対抗できず、職場の狭いトイレでお急ぎ便を慎重に頼むパパです。
:::メール受信振動:::
「今日到着予定:パナソニック エチケット(正式名称・・・さすが!)カッター」
「あ、何か楽しみ…。」
681円で人生のトラウマが少し和らぐなら・・・安い買い物だ!
とまだトイレで独り言をいうオジサンです。
最後まで読んでいただいて有難うございました。
おしまい。