韓国人パパの人生と育児 with 哲学

育児と人生について日常から気づくことを書き残しています。思考の軸は、インドの哲人クリシュナムルティ(J. Krishnamurti)。5年目ブロガー。21年冬Amazonペーパーバック出版。これからもぼちぼち続けていきたいと思います。コメントや批評全てご自由に。

吐き気注意!「愛」について思うこと。

この内容は、ツイッターでのやり取りをきっかけに少し思考を加えたものです。読み手にとっては、納得しにくいところも多々あるかと思いますが、誤解なく(誤解されても仕方ないと思っていますが)読んでいただけると嬉しいです。

*関連イメージなどありません。途中で休みながら、ごゆっくりお読み下さい。

 

全人類に投げかけるような(?)、とてつもなく大きな問い。

 

 「愛とは何か」・・・

 

もちろん私には知識も視野も資格(?)も備わっていませんが、全人類(何十億単位)の中で1つのサンプル(これの価値は別にして;)として、「愛」について私がしてきた誤解と今も続いている思い込みについて書いてみました。

 

「ときめき」と「性欲」は「愛」なのか?

  

魅力的な異性に出会ったとき、私たちはいろんな形でときめきます。

そしてその人の言動が気になり、その人とのかかわりを増やそうとします。

 

そこで自分の感情を受け入れて(=認めて)素直にその感情に従うこと。そういう自分を大事にしながら、認めてあげることが「愛」なんでしょうか?

 

私はたった数回の恋愛を通してだけですが、2つの「愛」を見てきました。

 

自分が求む「愛」と、相手が求む「愛」

 

 全く違うこの2つは、ややこしいにも

同じ「愛」と呼ばれています。

 

もし自分が求む「愛」が、

「周りの環境の変化に屈しない強い生活力と包容力。疲れている自分を慰め、癒してくれる、なおかつ物事に前向きな母親のそのものに近い愛」だとしましょう。

 

しかし、そんな家父長制の理想ばかり求めていては、魅力的(この表現には個人差がありますが、異性として引かれる性的な魅力のこと)な異性と付き合うことは用意なことではありません。イケメンでもなく、同世代において優位に立つ要素が殆ど見当たらない私のような男性としては、ほぼ不可能に近いです。

>>>この思考自体がかなり男性的な思考であることをつい最近気づきました...。

 

…自分の「愛」を見つけられなくなると、もしくはその可能性が無限に低いと感じると、年齢と焦りと社会から求められる普通の基準(相当高いですが;)、そして最後は自分の意志(男性的な思考)によって、相手の「愛」にしがみ付きはじめます。

 (以下、男性目線です。吐き気にご注意下さい)

 

それは…女を口説くこと。

 

同男性間(ホモソーシャル)で優位に立つことができる「数の暴力(深度や深さではなく、単に経験数だけで優位に立つ構造又はそれを認め合う・・・馬鹿な行為)」をもって。

また紳士を演じることがまるで「男らしい男」の「掟=プライド」を守るかのように「愛」にしがみ付きます。

 ...

自分が求める「愛」はどこから来ているのか。

それを相手に求めている理由は何なのか。

その「愛」によって自分は本当に幸せになれるのか。

 

…「愛」に対する省察も気づきもしない(できない)まま、男は「性欲」と「愛」すら区別できず、自分の「愛」を隠し相手の「愛」を、まるで自分も求めていて、さらにその「愛」を与えることが自分の使命であるかのように演じるのです。

 

そして結婚。

 

時間が経つにつれ、互いが求む本当の「愛」が見えてきたとき。私たちは何かが違うことに気づき始めます。

 

相手から自分が求める「愛」が得られない、

もどかしさと戸惑いと不安。

 

今度こそ、自分が求める「愛」を与えてくれる相手を探そうとします。

 

しかしそもそも自分の「愛」が間違っていたことを、それが思い込みであるという大事な思考を「男のプライド=男性性」が邪魔します。

いや拒否します。

 

「男のプライド」は揺るぎないもの。

決して認めてはいけない「聖域」みたいなものだと思っているんでしょうか。

 

「俺は間違っていない!」

「悪いのは変わってしまった彼女ではないか!」

「あの可愛かった彼女はどこへ行ってしまったんだよ!」

そうです。やっと自己責任の逃げ道を見つけた男は、家事不参加と夜遊びを自己合理化することで、それをさらに行動で訴えるのです。

そしてツイッターに妻が変わってしまったと嘆くのです。

 

 

 「愛とは何か」・・・

答えは私の思考と共に、もしくは年齢と共に変わるかもしれませんが、 

今の私の答えは、「求め合う「愛」すべて」

 

「愛」について悩むことが大事だな…と思う最近です。

 

おしまい。

 

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