韓国人パパの人生と育児 with 瞑想

育児と人生について、クリシュナムルティの言葉から気づく日常を書き残しています。コメントや批評全てご自由に。

(日記) 沈黙と瞑想

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の影に沈む太陽が

足元に垂らす長い影。

 

遠くから聞こえる子供の笑い声。

冷たく固まった冬の田んぼの上を

自由に飛び交う鳥たち。

雑草畑の中であらゆる気配を

眺める野良猫。

 

都心の喧騒や慌ただしい日常から離れた

小川のような、ゆったりとした田舎の片隅。

 

そこには独特の「静けさ」が、

決して人が作り出すことのできない、

どこか懐かしい「沈黙」があった。

 

行き交う車、

流れる雲、

風になびく名もなき雑草と花、

乾いた土の冷たい匂い、

遠くから聞こえるあらゆる命の音...。

 

「美しい」

「醜い」

「素晴らしい」

いかなる意見も感想もなく、

その全てを呼び起こす「私」という

観察者も存在しない、その時に...

不意に、その沈黙はやってきた。

 

それは名付けることのできないであり、

あらゆる言葉を超える刻々の喜びであり、

そして瞑想だった。

 

しかし、その涙を、その喜びを、

もう一度繰り返したいと願うや否や...

それは一瞬にして色あせ、

その経験への執着を生み出していた。

****

 

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言葉無しには、思考はあり得ない。

言葉は思考そのものである。

 

目の前に広がる刻々の事実

そのありのままへの説明は

事実そのものではなく、

思考が生み出した言葉の羅列に過ぎない。

 

しかし思考は言葉を

その当のものと思い込み、

その思い込みが常に、

ありのままへの知覚を妨げる。

 

自分が...

知っているもの、

自分の経験や価値観、

社会の常識や美徳。

 

未来・夢・イノベーション、

安心安全・コスパ・プライド、

自己肯定感・やりがい・進化、

希望・絆・平和...。

あらゆる言葉が作り出すイメージ。

 

人は、そのイメージから

ありもしない喜び安心を追い求め、

ありのままの事実から逃避する。

...。

 

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しかし、子供はどうだろう。

まだ言葉を知らない子供たちはどうだろう。

 

大人のように子供も

言葉やそのイメージを通して

何かを眺めるだろうか...。

 

それとも

思考やイメージを作ることなく、

無垢な観察をもって...

毎瞬間に新しく出会っているだろうか。

 

無垢で透明な瞳。

何かを見つめるその注意深さ。

飽きもせず同じ遊びに耽る無垢さ。


大人はいつからその全てを忘れてしまっただろう...。

 

いつから... 「無垢さの終わり」を人生だと思い込んでしまっただろう...。

 

ありのままを、その沈黙への気づきを忘れ、言葉とイメージに逃げてしまっただろう...。

 

... 問いは「気づき」であり、

そしてそれ自身への「答え」であった。

 

* 冬の子ども | ビューティフルハミングバード