日本の田舎で暮らす韓国人パパと育児

育児と人生について、クリシュナムルティの言葉から気づく日常を書き残しています。コメントや批評全てご自由に。

(日記) 育児と健康

「娘の咳と肌を治してあげたい」振り返ってみると、全てはそこから始まった。慢性の咳と肌の炎症に苦しむ娘。肌は常に乾燥していて、生まれた時から刺激に弱く薬を塗らない日が珍しいぐらいだった。その原因を探って3年。長年の通院と1ヶ月弱の入院生活を経…

健康って幸せ?

「青嵐」 あおあらし。夏嵐、風青しとも言い、5~7月ごろ青葉を揺り動かして吹く南風。 5月の公園に足を踏み入れると、まさにあの青嵐が気持ちよく吹いてきた。熱いプラスチックベンチに腰をかけ、いつもの音楽を聴きながら400円のお弁当を食べていると、目…

思考と願望

久しぶりの外出。 閑散とした電車の中で、虚ろな目をした少女が私の前に立っていた。 数日は洗っていないような髪。ぼろぼろのスニーカーとトレンドとは程遠い小汚いジャージー。 何か不安そうにスマホを触る彼女は、明らかにまわりの視線を意識していた。 …

(日記) 自由

「大変、ご迷惑をおかけしました...。」 沈黙の電車の中で流れるアナウンス…。その独特の軽さとリズムは「週明けの朝」という日常となり、その本来の意味を失っていた。そして、その違和感に気づくことも、異議を唱えることもない「日常」が、見慣れた景色の…

(日記) 責任

「私が伝えたいことは、私たちはあなた方を見ているということです。そもそも、すべてが間違っているのです。私はここにいるべきではありません。私は海の反対側で、学校に通っているべきなのです。 あなた方は、私たち若者に希望を見いだそうと集まっていま…

「本当の自分とは…」あるJKとの会話。

JK R:「本当の自分とは何か」…。 ある日の午後、JKの呟き(Twitter)にリプライを送った。 lcpam2: どうして「本当の自分」が必要でしょうか。 どうして人はこうも…「自分とは何か」にとらわれているでしょうか。 時々「問いそのもの」が、そしてその問いへ…

(日記) 雑草と美

... 道端に咲いた花。 その名もない花に興味を持つ人はどれぐらいいるだろう。 その花の前に、自分の足を止め、意識を向かわせ、自分ができる全ての注意を払って観察する人はどれぐらいいるだろう。 この長い人生の中で、 雑草を見つめ、それを注意深く観察…

(日記と回想) 執着

「毎日が綱渡り」 短いけど重い妻の言葉を、 私は同意も非難もせず、ただ見つめていた。 そう。その朝、 二人が仕事と食事の支度に追われ、逃げるように家を出るその日常に、子供たちと自分を保育園と会社に送るその繰り返しである日常に、明らかに疲れを感…

(日記) 子供と自然

「み・つ!」 ...「花の名前?」 「ううん。はなのおしりを、こうやって!すうと、ちょっとあまいの!」 家との家との間にある空き地。 あちらこちらに咲いた紫色の雑草を前に、 小さい手の女の子は言った。 昼前の二月。ちょうど太陽が頭の上を登ろうとして…

(日記) 夕方の雨と「死」

一日の終わり。エレベーターの扉からしみ込んでくる雨の匂い。急いで傘を取り出す、帰りを急ぐ人々は、明らかに朝よりも雨に寛大になっていた。 夕方の電車の中、楽しく小話をする人。目的地を忘れ、ゲームに夢中な人。子供ををあやす抱っこ紐のお父さん。既…

全く新しい教育とは。

冬の朝。霜と雑草。 「お兄さんより小さくて弱いね」... 命の誕生と同時に「比較と競争」の世界に投げ出される子供たち。 目に見える外見や言葉といった表面的な比較。社会への適応能力や配慮深さなど計ることのできない内面的な比較。また、数えきれない無…

(日記)言葉と「エネルギー」

私たちのほとんどは安定願望から、理想、結果の追求、野心の達成等々からエネルギーを引き出す。たいていの人にとって、それがエネルギーです。 善行を施してまわる人にとって、彼の活動は彼にとてつもないエネルギーを与えますが、いったん失敗すると絶望し…

毎日。何回 … 時計をみていますか?

毎日。何回…時計をみていますか? … 形の異なる針を目で追う度に、 異なる時間に追われていることに気づきます。 無数の締め切りや出勤、そして登校...。 デートや誕生日そして新年のカウントダウン…。 ... 限られた時間と特別なイベント、そして楽しい約束…

(日記) 土曜の朝と「愛」

*畑と歩道の境に咲いた雑草と花。 地元の餅つき大会。子ども二人をつれていつもの散歩に出かける。 風邪や寒さ、数え切れない親の心配は気にもせず、遠くの山から降り注ぐ小麦色の光は、眩しさよりも暖かさを感じさせる穏やかで静かな朝そのものだった。 道…

(日記) 平日の朝と「自由」

輝く朝日を一度も見ることなく、 スマホに目を囚われ電車に乗って 会社に運ばれる人たち。 ぎゅうぎゅう詰めの満員電車で、 華やかに笑ってる広告を背景に、 無表情で疲れている人たち。 ゲームをする人、 本を読む人、 LINEを送る人、 大きな鞄を背負った制…