【抜粋】頼らないで生きていく。
理論や理念に頼らないで生きていく力を、
どのように見出したらいいのですか?
それでは、理論と理念に頼って生きていく力を、あなたはどのように見出していますか? 方式・理想・理念などを使用して生きていこうとする、途方もないエネルギーを、あなたはどのように手に入れているのですか?
あなたはこういうやり方と一緒に生きている。そのエネルギーはどのように獲得しているのでしょうか。しかしそのエネルギーは、心の葛藤のために消耗してしまっているのではないでしょうか。
理想が彼方にあり、あなたという現実はここにある。そこであなたは理想に近づこうとして悪戦苦闘する。そこには分裂・抵抗があり、エネルギーが浪費されている。
だから、あなたがこのエネルギーの浪費を悟った時、理想・方式・概念に引きずり回される愚かさを知り、これらが間断なき葛藤を招いていることに気づいた時、あなたはこれらのことを捨て去って生きていくエネルギーを獲得するのです。
その時、あなたはエネルギーに満ちあふれる。というのは、もはや葛藤のためにエネルギーが浪費されることがなくなるからです。しかしながら、私たちの心は(環境や教育や知識などに)条件づけられているので、そのような生き方を恐れるのです。
私たちは、他のみんながしていることだからと言って、方式や理想という構造を受け入れているのです。私たちはこういうことと同居し、葛藤が生じても(それを)人生の一部として受け入れてしまうのです。
しかし、この間の事情が明確に自覚された時、言葉の上で理論的・知的にとどまるようなそういう知覚ではなく、実際にそのような生き方の空しさを自ら体得した時...
私たちは葛藤の無い生話だけが知ることのできる、溢れるエネルギーを経験するのです。その時、存在するのは事実だけとなり、他の幻想は消えています。
その時、あなたには「貪欲という事実」のみが残り、「貪欲であってはならない」という理想(浪費の原因)は消え去っているのです。しかしこの貪欲という事実は、今の世界では...積極的かつ能動的に働く力をもつ存在となっているのです。
ですので、これこそ唯一の事実である。だから、その事実をあなたは全身全霊をあげて注視する時、あなたは…理想、原理、信念に頼ることなく、エネルギーを獲得し、その事実自体に負けずに、自由に生きていくことが出来るようになるのです。
そしてそれが愛することであり、過去と訣別する(過去に死ぬこと)ことなのです。
- J.krishnamurti (自由への道) -
{(笑)後書き}
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(笑)
한글 번역 (韓国語翻訳)
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